当社は、事業活動にともなう環境負荷の低減に取り組む一方で、環境保全の精神に沿った製品・技術の創出にも取り組んでいます。
ワコムの品質・環境方針 ISO9001/ISO14001について J-Mossの対応について 私たちが提供する製品のリサイクル活動について 気候変動への対応について 環境パフォーマンス |
ワコムの品質・環境方針
ワコムは、テクノロジー リーダーシップ カンパニーとして、ユーザーの皆様とともに、 デジタルインクが拓く終わりなき創造の旅、そして人と社会にとって意味のある成長を 追求し続けていきます。
手書(描)きのチカラをお伝えするため、技術力を活かし、進取的に品質管理に 取組み、社会の発展に寄与する革新的な製品・サービスを提供します。
また、 人々の記憶のひだにとどまる想いや情景とともにある自然。 それらを、残し伝えていくため、 環境に配慮した製品の開発やワコム独自の取り組みを通して、 持続可能な世界の実現に貢献します。 コンプライアンスを徹底し、マネジメントシステムの改善にも継続的に取り組んでいきます。 2021年6月2日 株式会社ワコム 代表取締役兼CEO 井出信孝 |
J-Mossの対応について
J-Mossとは、「電気・電子機器の特定の化学物質の含有表示」を規定したJIS規格(JIS C 0950)です。
※ 特定化学物質
〔鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル(PBB)、 ポリ臭化ジフェニルエーテルPBDE)
※ 当社では液晶ペンタブレットが対象製品となります。
型番: DTC-133、DTH-1152、DTH-1320、DTH-1620、DTH-2420、DTK-2420、DTH-3220、DTH-1300、DTH-2200、DTH-2242、DTH-2400、DTH-2700、DTK-1300、 DTK-1651、DTK-1660、DTK-2100、DTK-2200、DTK-2260、DTK-2241、DTK-2400、DTK-2451、DTH-2452、DTK-2700、DTU-1631、DTU-1931、DTU-2231、DTZ-1200W、DTZ-2100、DTH-A1300、DTH-W1300、DTH-W1310、DTH-W1320、DTH-W1620、DTH-W1321、DTH-W1621
大枠分類 |
化学物質記号 |
||||||
Pb | Hg | Cd | Cr(Ⅵ) | PBB | PBDE | ||
本体 | 液晶ユニット |
除外項目 | ○ |
○ | ○ | ○ | ○ |
プリント基板 |
除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
筐体、シャーシ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他(ネジ、内部用配線ケーブル等) | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
付属品 | ACアダプタ | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
スタイラスペン | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
その他(ケーブル) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
JIS C 0950:2021
機器名称:PC
型番: DPM-W1000
大枠分類 |
化学物質記号 |
||||||
Pb | Hg | Cd | Cr(Ⅵ) | PBB | PBDE | ||
本体 | プリント基板 |
除外項目 | ○ |
○ | ○ | ○ | ○ |
筐体、シャーシ |
○ |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
金属部品 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
付属品 | ACアダプタ | 除外項目 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ケーブル | 除外項目 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
JIS C 0950:2021
※ ○ は、算出対象物質の含有率が含有率基準値以下である事を示す。
※ "除外項目"は、算出対象物質が含有マークの除外項目に該当している事を示す。
※ 2006年6月以前に生産した商品の一部を除きます。
気候変動への対応について 地球温暖化による気候変動が深刻化し、世界規模での課題となってきています。国や自治体、企業等におけるESG/SDGsへの取り組みへの機運も年々高まってきており、各国でもパリ協定を基に2020年以降の「温室効果ガス削減・抑制目標」が設定され、再生可能エネルギーの導入や環境配慮型商品・サービスが推進されています。ワコムは、気候変動を環境経営における重要な課題として捉え、温室効果ガスの削減に取り組むと共に、気候変動が事業環境に及ぼすリスクや機会を踏まえた事業活動を行っています。年々増加している水害等自然災害により企業活動が制限されるリスクに対してはBCP対応を進めており、環境配慮製品の開発を機会と認識し、体制強化に取り組んでいます。また、バリューチェーン全体でのCO2排出削減につながる行動を、ワコム サプライヤー行動規範への賛同と実践を通じてお取引先様にお願いしております。 中期目標の設定 ワコムは、ほとんど全ての製造工程を海外の生産委託工場に外部委託しており、自社の事業活動自体から排出されるCO2排出量は大きくありませんが、地球全体におけるCO2削減に少しでも貢献するため、気候変動イニシアティブ(JCI)に参加すると共に、2030年度に達成すべきCO2排出量目標を設定いたしました。オフィスの移転や拡張が2013年度に行われた経緯を踏まえ、2014年度を基準年とし、CO2排出量を年率2.5%削減していくことにより、2030年に916 t-CO2までの削減を目指します。※1 2020年度は、本社の照明のLED化やテレワーク等を推進することにより、CO2排出量が930 t-CO2となり、目標値(1180 t-CO2)を超えて大きく削減することができました。エネルギー原単位の削減は目標として設定していませんが、実績の推移を公開していきます。2011年度~2020年度のCO2排出量推移につきましては、環境パフォーマンスの項目をご覧ください。 ※1 2020年にCO2排出量を年率1%削減する目標を設定しましたが、JCIへの参加に伴い、目標年度を見直し、さらに高い削減率に変更いたしました。 |
環境パフォーマンス
電力使用量 • 電力使用量は、ISO 9001/14001の認証対象事業所である本社及び東京支社について集計
CO2排出量 • CO2排出量(スコープ1)は、社有車のガソリン使用量と本社厨房のLPG使用量から算出。
エネルギー原単位 • 参考値として売上高(億円)あたりのCO2排出量(スコープ2)を算定。
水の消費 • 東京支社の水道使用量は、ビルオーナーからデータ取得不可のため、本社の水道使用量のみ集計。
廃棄物発生量 • 廃棄物発生量は、ISO 9001/14001の認証対象事業所である本社と東京支社について、産業廃棄物、一般廃棄物、売却した有価物の合計重量。 |